皆さんこんにちは。
月曜日担当の髙橋です。
昨日からカーリングの日本選手権がスタートしました。
私は今年のやることリストにカーリング体験or現地観戦を入れているくらいにはカーリングが好きです。
技術はもちろんのこと、各チームの戦略や控え選手、コーチのサポートが大切なスポーツなので、見ていてとても楽しいです。
カーリングと聞くと、「ルールがわからない」「長い」「これのどこがスポーツなんだ」といったような心ない感想を述べる人もいますが、そんな考えを持っている方はNHKとYouTubeで放送があるので、一度見てみてください。
いきなり見ろと言われても、どのチームに注目すれば良いかわからないと思うので、ここからは、私の優勝予想チームとダークホースになりそうなチームを紹介していきます。
ただ、ここから先はかなりマニアックな内容を長々と書いていくので、時間のない方は私のブログよりも、実際の試合を見てください。
まずは男子からです。
優勝候補の大本命は、SC軽井沢クラブです。
去年の日本選手権優勝チームで、現在のチーム世界ランクは日本勢で最上位、今季出場した海外ツアーでは、12大会中10大会で決勝トーナメントに進出し、12月に行われた軽井沢国際の優勝チームです。
ソチオリンピック代表の山口選手と、元教員の小泉選手のベテラン勢に、21歳のスキップ栁澤選手と16歳の山本遵選手が加わり、ベテランと若手の融合したチームです。
ベテラン勢は若々しく、若手は貫禄のあるチームで、技術はもちろんのこと、歳の差があるにも関わらず、しっかりとしたコミュニケーションがとれるところが強みです。
ソチオリンピックの後にメンバーの交代など、苦しい時期を乗り越え再び強豪になったチームなので、個人的に応援しているチームです。
ダークホースとして期待しているチームは、KiT CURLING CLUBこと北見協会です。
ソチオリンピック代表の平田選手が率いるチームで、去年はワイルドカードから出場し、4位の成績をおさめました。
今年は司令塔の平田選手を例のウイルスで欠きながらも北海道選手権でコンサドーレを下して優勝し、出場権を手にしました。
国際大会の経験も豊富な相田選手も加わったことで、選手層も厚くなり、今大会では表彰台を目指せるチームになりました。
その他の注目チームとしては、昨年準優勝で、佐藤剣仁選手、青木選手のバックエンドが強力な札幌国際大学(青木選手が体調不良なのが心配です)、両角友佑選手と松村選手という日本の代表的なフォーススキップ経験者が2人いるTM Karuizawa、日本選手権個人最多の11回の優勝経験を誇る清水選手がいるコンサドーレなどです。
続いて、女子の優勝予想はLOCOSOLAREです。
いわずも知れた人気チームですが、世界ランクは4位で、先日行われたグランドスラムでは世界ランク1位のチームに勝って優勝を飾りました。
ライバルチームであるフォルティウスが某ウイルスで出場権を獲得できず、4強の一角だった富士急が活動を休止したこともあり、正直、実力が頭一つ抜きん出ています。
正確なドローショットが武器の吉田夕梨花選手、力強いスイープのある鈴木選手、幅広いショットと的確なコールができる吉田知那美選手、数多くのプレッシャーショットを決めてきた藤澤選手のお馴染みのメンバーを、フィフスの石崎選手が支えています。
これまでナショナルコーチだったJ.D.リンドコーチが専属コーチに就任し、チーム内のコミュニケーションは世界一と言っても過言ではありません。
ダークホースとして期待されるのは、北海道銀行です。
実力のあるチームなので、ダークホースというのは失礼かもしれませんが、紹介させていただきます。
前身のチームである現フォルティウスから田畑選手、伊藤選手と佐藤浩コーチが残り、新たな体制となってから2回目の日本選手権になりますが、今季から、リードスキップとしてチームを率い、ジュニア選手権で世界一になった山本冴選手が新たに加入し、戦術の幅が広がりました。
昨年3位から、どこまで飛躍できるか注目です。
その他の注目チームとしては、4強の一角で昨年準優勝、国際経験もある中部電力、LOCOSOLAREの姉妹チームであるLOCOSTELLAことLS北見、昨年は惜しくもプレーオフ進出を逃したフィロシーク青森などです。
上位2チームには来年の日本選手権出場権が与えられるので、その争いにも注目です。
特に、北海道地区は地区予選からレベルが非常に高く、男子では今季はジュニアに専念しているドラゴン(常呂ジュニア)、女子ではフォルティウスやSTRAHLなどの強豪がいるので是が非でも出場権をとっておきたいところです。
女子の試合の方が人気ですが、男子の試合は女子とは違う面白さもあるので、是非どちらも見てください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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